PHILIP MORRIS JAPAN フィリップ モリス ジャパン

導入事例

従業員食堂と喫煙スペースをいかに両立させるか
コンラッド東京様

食堂からたばこのにおいを排除する取り組み

ヒルトングループが運営する最高級ホテル、コンラッド東京。ここで働く従業員にとって数少ない憩いの場である従業員食堂には、喫煙ブースが併設されており、そこから漏れるたばこのにおいが従業員の間でたびたび問題になっていた。においを排除し、食堂と喫煙所をいかに両立させるか。その解決策とは?

PDFダウンロード

従業員用加熱式たばこ専用室:1ヵ所のみ(社員食堂内)

社内アンケートでも相次ぐ、においへの不満…

東京汐留エリアに位置するコンラッド東京は、世界的な高級ホテルチェーン、ヒルトングループが手掛ける最高級ブランド“コンラッド・ホテル”の一つだ。最上質なサービスを提供するべく、ここではおよそ500人のスタッフが日夜お客様のために汗を流している。そんなスタッフたちの食事を賄う従業員専用食堂は、多い日には1日300食が出るほどの賑わいを見せる、いわば憩いの場。その一画に、今回リニューアルした加熱式たばこ専用室がある。

かつてここは紙巻たばこも吸える喫煙所だった。わずか2坪ほどの狭い内部は、4〜5人が一斉に吸うと煙が充満し、扉を開け閉めするたびに、においがブース外に漏れていたという。昨年4月に着任した副総支配人・人事業務担当の藏本健さんも、館内を見回る中で、喫煙環境の問題にすぐに気がついた。「私自身、加熱式たばこを吸うのですが、喫煙所の中から食堂を見渡すと、ブースに近い席は空いていることが多いんです。やはり扉の近くはにおいを感じやすく、せっかくの美味しい食事も台無しになってしまいますからね。社内で行ったアンケート調査でも、従業員食堂に関する要望で一番多かったのが、喫煙ブースから漏れるにおいの問題でした」

そこで昨年の秋頃に喫煙環境改善のためのプロジェクトを立ち上げた。半年後に迫っていた健康増進法の改正もまた、取り組みを推進するうえで大きな後押しになったという。

喫煙所を維持するか、撤廃するか

においの問題だけ解決させて、喫煙所はそのまま残すのか、あるいは喫煙所自体を館内から完全に撤廃するのか——。最初の議論はその点だった。だが吸う場所がなくなったら、喫煙者の行き場は完全に失われてしまう。では、全員が一斉にたばこを止められるのかというと、それも考えにくい。ということで、喫煙所は残す必要があるという結論に至った。さらに喫煙所を館内の別の場所に移すことも検討したが、ある一定のスペースの確保や、排気できる環境の有無、設備投資の問題等から、現実的ではないと判断。選択肢が狭まる中、ヒルトングループの先行事例などを踏まえて、行き着いた解決策が、喫煙所を加熱式たばこ専用室に切り替えるというものだった。

「従来の喫煙所の設備をそのまま活用できるため、低コストで、すぐに切り替えられるというメリットがありました。またフィリップモリスさんからも法律の面や内装デザインなどに関して適切なアドバイスをいただき、スムーズに工事を進めることができました」

クリーンなイメージに刷新

完成した加熱式たばこ専用室には、真っ白な壁紙に緑のイラストがあしらわれ、また椅子や喫煙器具などもナチュラルな木目調に統一するなど、クリーンで居心地の良い雰囲気が感じられる。こうしたクリーンな内装は、藏本さん自身、最もこだわった点だ。

「長年の使用で壁はすっかり変色していました。そのためリニューアルにあたっては、何より内装のイメージを大きく変えたかったんです。喫煙者が落ち着けるのはもちろん、食堂にいる人たちも美味しく食事ができるように、とにかくクリーンな空間を作ることに注力しました。また、きれいな状態を維持することで、例えば人目を忍んで紙巻たばこを吸うような行為も抑制できると思います」

加熱式たばこ専用室でにおいが大幅に削減された

喫煙環境改善の取り組みは、すでに大きな成果をもたらしている。何よりにおいの問題が劇的に改善された。実際、藏本さんの耳には、食堂利用者からの「においがだいぶ軽減されたよね」、「副流煙がなくなって良かった」といった声がたくさん届いているという。加熱式たばこ専用室近くの席で食事を取る人の姿も少しずつ増えてきた。

また喫煙所を加熱式たばこ専用に切り替えたことで、加熱式たばこのユーザーも自然と増加。「取り組み以前の喫煙率は4割程度で、そのうち加熱式たばこユーザーは半数くらいだったと思いますが、4月1日以降、フィリップモリスさんによるIQOS販売会や14日間レンタルプログラムなどの影響もあってか、ユーザーの数はさらに増えていると実感しています。実際、喫煙室にいると、『これを機会に私も加熱式たばこに変えましたよ』といった声をよく聞くようになりました」

一方これを機に館内で紙巻たばこが一切吸えなくなったため、当初は一部の喫煙者から反発も懸念されたが、それも杞憂に終わったという。「世の中の流れとして、紙巻たばこを吸える環境がどんどん失われてきている現状は、従業員の誰もが理解していると思います。改正健康増進法をきっかけに、喫煙者の意識もだいぶ変わってきたのではないでしょうか」

食堂と喫煙所の両立は永遠の課題

「喫煙者も非喫煙者も全員が100%納得できる環境を作ることはできません。食堂の中に喫煙所がある以上、永遠の課題としてずっと向き合っていかなければならないでしょう。ただ今後、会社として主体的に新たな施策に取り組む予定はありません。10年前、加熱式たばこがこれほど普及すると誰が予想したでしょうか。先行きの見えない時代だからこそ、その時々の世の中の動きに合わせて、対応していきたいと思います。食堂の環境改善は、まさにその第一歩。一定の成果を上げることができ、まずは成功だったと感じています」

たばこのにおいが大幅に軽減された従業員食堂では、今日も昼どきになると作りたての美味しい料理の香りと、従業員の笑顔があふれている。

コンラッド東京
所在地
東京都港区東新橋1-9-1
運営
MT&ヒルトンホテル株式会社(森トラストグループ)
運営ホテル
コンラッド東京、ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトン沖縄瀬底リゾート
開業
2005年7月1日
従業員数
800名 ※アウトソーシング含む

喫煙対策に関心をお持ちのご担当者様、まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

企業様の導入事例をご紹介します

においの問題を解決

社員健康増進を実現

喫煙対策に関心をお持ちのご担当者様、まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら