導入事例

【導入事例3】社内の非喫煙者やお客さまにも配慮した喫煙対策/株式会社ティーガイア様

「感動空間の創造」を経営理念に、東日本エリアでアミューズメント空間「CONCERT HALL」を展開

本社の全喫煙室を加熱式たばこ専用に
煙も灰もない、より快適な職場環境ヘ

健康経営が企業の価値とされる時代。モバイル販売事業で業界トップクラスの株式会社ティーガイアでも、喫煙対策に取り組んでいる。加熱式たばこ導入とともに、喫煙室を段階的に加熱式たばこのみに限定。より快適なオフィスに生まれ変わり、支店・ショップに取り組みが広がっている。

かつては喫煙室から
煙・においが充満

人事・総務部 副部長 高橋栄一郎さん/健康管理チーム 加藤沙央里さん/総務チーム 岡本 寛さん  「本社オフィスは入居するビルに五フロアを構えていますが、喫煙室は一か所に限定していました。しかしそこに喫煙者が集まると廊下や階段、ロビーにもにおいが漏れ、非喫煙者やお客さまに不快感をもたらすレベルでした」と語るのは、株式会社ティーガイアの人事・総務部副部長、高橋栄一郎さん。
 二〇一三年には禁煙対策として社二階にあるクリニックの禁煙外来の受診を喫煙者に推奨。治療にかかる約二万円を会社が補助する禁煙キャンペーンも行ったが、成功した社員は一握りに過ぎなかった。一度禁煙に成功しても、再び喫煙を始める社員もいたという。
 同社の管理部門や各本部の社員からなる衛生委員会でも、紙巻たばこをやめたくてもやめられない人がいる点を問題視。委員会の中心だった人事・総務部健康管理チーム加藤沙央里さんは「お客さまが訪ねて来られるロビーにもにおいが漏れている状況で、ここ数年、常に委員会でも議題に挙がってきました」と話す。
 当時はちょうど、加熱式たばこが話題になり始めた頃。一度は社内で推奨を検討したが、そのときは「あくまで禁煙を推奨する立場であり容認できない」と結論付けた。
 しかし、その後も禁煙率は一向に上がらず、喫煙室のにおい漏れ対策に効果が出ていない現状は変わらなかった。そんな中、加熱式たばこの社会的認知度が上がったことを受け、人事・総務部で再検討することに。産業医や衛生委員会、役員を巻き込んで討議した結果、二〇一六年秋に「紙巻たばこを取り巻く問題の解決に向けた一つの可能性として、加熱式たばこを導入する価値はある」と判断。紙巻たばこから加熱式たばこへの切替え推奨に踏み出した。
 加藤さんは社内イントラネットで、たばこ問題のソリューションとして加熱式たばこを推奨することが決まったこと、それに伴い同年一二月に加熱式たばこの説明会を実施することを告知。説明会には実に約一五〇人の社員が参加し、それを機に一気に加熱式たばこが浸透した。
 「その頃には加熱式たばこを知っている人や試したことがある人も多く、切替えに異を唱える人は少なかったです」と高橋さん。
 また、「紙巻たばこから加熱式たばこに切替えた社員が喫煙室に来て、『まだ紙巻?』「加熱式は煙もにおいも付かなくなっていいよ』とメリットをロコミで伝えたことも大きかったですね」とは人事・総務部総務チームの岡本寛さんだ。

加熱式たばこ専用室は
火の不始末による火事も心配無用

加熱式たばこ専用室にしたことで、設備管理の手間が大幅に削減されたほか、火の不始末による火事の心配もなくなった  二〇一七年七月には二回目の説明会が行われ、ここで加熱式たばこへ移行する人がさらに増加した。
 スムーズに切替えが進んだ背景には、喫煙室を加熱式たばこ専用へ移していったことが挙げられる。七月は週一回、八月は週二回、九月は週三回と、喫煙室を加熱式たばこ専用にする日を徐々に増やし一〇月には全面的に加熱式たばこ専用に移行した。また、一一月には内装も一新。フレグランススタンドを置いて、におい対策も万全にした。
 「加熱式たばこは火を使わないため煙が出ず、発生するのは蒸気(たばこべイパー)なので、衣服ににおいが付きにくいことを実感。そして、蒸気は素早く消えるため、非喫煙者が加熱式たばこ専用室のそばを通っても気にならなくなり、本社はより快適なオフィスに生まれ変わりました」(高橋さん)
 さらに岡本さんも、「私は加熱式たばこ専用室の管理を任されていますが、紙巻たばこのときは壁紙や張り紙も黄色く変色したり、ヤニがこびり付いていましたが、加熱式たばこ専用にしたことで設備管理の苦労が激減しました。灰が飛び散る心配もありません。なにより、火の不始末による火事の心配が一切なくなったのは、助かっています」と続ける。

全国の拠点やショップでも
加熱式たばこ推奨ヘ

 本社の喫煙環境は改善されたが、同社の営業拠点やショップは全国に広がる。次の展開として、営業拠点でも加熱式たばこの説明会を実施。本社同様、一定の成果が出ているようだ。今後はこの動きを、三〇〇店舗近<に上る直営ショップ全店に広げてい<ことが課題だという。
 「ショップのバックヤードは省スペースで、食事をしている人の隣で紙巻たばこを吸う人がいたり、売場ににおいが漏れたりして、良い環境とはいえません。裏口など外に灰皿を置く場合もありますが、お客さまの目について好ましくない。加熱式たばこへの切替えの推奨を今後も続け、全社的に環境を改善していきたいと考えています」(高橋さん)
 加熱式たばこは紙巻たばこを取り巻く問題を解決するきっかけとして非常に有効だったと実感している同社。今後はさらに健康診断結果やストレスチェックなども大切に、健康経営を推進していく予定だ。接客業を核とする同社だけに、より快適な職場環境を推し進めることは社員のモチベーションやお客さまのイメージアップにもつながつていくだろう。

株式会社ティーガイア

本社 東京都渋谷区恵比寿4-1-18 恵比寿ネオナート14〜18F
代表者 代表取締役社長 金治伸隆
従業員数 4,304人(2017年9月30日現在)
事業内容 携帯電話等の販売及び代理店業務/ソリューション、ブロードバンド等通信サービスの販売取次業務/決済サービスその他新規事業
ホームページ https://www.t-gaia.co.jp/